投資詐欺に遭わないために。

この記事はPRを含みます。

みなさん、こんにちは。

最近、投資詐欺が増えている印象があるのでこの記事を書きました。

結論から言うと、20歳前後がターゲットにされやすいのかなという印象。

と言うのも、社会経験の不足や周囲との比較・劣等感から来る焦りで、出会ってから数回レベルの人のお話を聞いて、数百万円を預けてしまうなど狂気の沙汰ではと思います。

しかも、身元もはっきりしていない人物を信用するなど尚更です。(そう言う自分もそうですが…)

そこで、毎年毎年このような投資詐欺が起こっているので、一社会人として投資詐欺に遭わないための見解をお伝えします。

追記:筆者自身は詐欺行為に加担したことは一度もありませんので、予めご認識のほどよろしくお願いいたします。

追記
最後の章で楽天証券やSBI証券での個人口座開設の案内をしています。無料で作れますが、作らないのも勿論OKです。そこは皆さんの判断にお任せいたします。

00 アドバイスの前に

簡単に私自身の集客をされた経歴について紹介します。

①1000人規模のマルチセミナーに呼び出し
→ホール全体の前方部に参加者が集められ、後部座席には司会進行と合わせた掛け声隊みたいな人たちも。司会「儲けたいかー?」の掛け声に、後部座席の集団「儲けたいー!!」の掛け声応酬。あまりにも胡散臭すぎたので、途中で帰宅。
 
②宗教勧誘を梅田のカフェで2時間くらい受けた
→入会のメリットとして印象だったのが、700年前の創始者が生み出した?宇宙光線の影響で医師でも解明不明の病気が治った会員がいるなどの説明が壊滅的だったため入会を拒否
※間違いなく宇宙光線と言っていました。
 
③知り合いの伝手で投資勧誘を受けた
→数年後、他の加入者で詐欺が発覚し大問題に発展(私は未加入)
 
④知り合いの伝手で投資勧誘を受けた Part2
→契約印を押す寸前まで行ったが、手数料5%が高すぎて加入拒否

結論、簡単に儲かりますよ!の類で、入会を迫るような提案をする商品はロクでもないものがほとんどでした。

これら全ては私が大学生から社会人2年目までに受けた話になります。

先ほども言いましたが、社会人経験の浅い人がターゲットにされていると思います。
※オレオレ詐欺のような種類もあるので一概には言えません。

厄介なことに勧誘する人の雰囲気は至って普通

時々、「この人ヤバい…!」

と直感的にその人と距離を取ることありませんか?

そのような雰囲気を醸し出しているのであれば分かりやすくて良いのですが、大抵の場合そうは見えないです。(私の目が節穴だけかもしれませんが。)

なので、知人からの紹介だと情などで流されてしまうパターンも考えられます。

なので、知識や経験で武装するしか身を護る方法はありません。

大前提:投資が良いですよ!とは口が裂けても言いません。

私が誰かに「投資って良いの?」と聞かれるとおそらく、

「良いと思うよ!」と回答はします。

しかし、聞かれてもいないのに「投資って良いよ!」と
オススメすることは金輪際ありません。

結論、怪しく見られるからです。

たとえ、1億円儲かってたとしても言わないと思います。

投資詐欺のおかしな点

本当であれば、怪しい話を聞いた時点で断ればいいのですが、統計学的にも少なからず対面で話を聞く人は出てくるかと思います。

この記事は対面で会ってしまう人向けの記事としてお考えください。
※「対面で会う予定を組んでいる時点で意味ないでしょ?」という声は
 一旦スルーいたします。

01 なぜ儲け話を大混雑のカフェで提案する?

もしあなたが、簡単に毎月100万円儲かるビジネスを知っているとして、
それを親や親友に共有しようと決心した場合、どこで話しますか?

私なら、人がいない場所でこっそりと教えます。
※本当は知ってても教えませんが。

なぜなら、儲け話が他の人に知れ渡るだけで需要が減る可能性が高まって、自分の収益が減る可能性も高まるからです。

簡単にまとめると以下の通りです。

あなたは毎月100人に1万円の商材を販売していました。

とある日、あなたは友人にそのビジネスのノウハウを教えました。

すると、毎月100人の購入者が70人に減ってしまいました。

その友人は毎月30人に商材を販売し始めたからです。

上記は、非常に現実を加味していない具体例になります。

ノウハウを提供する際に、ノウハウの再販売や同じエリアでの活動禁止、異常なほどの値引き行為などの制約を課す契約書を交わしたりすることは省いた例になります。

儲け話を他の人に伝えることは、儲け話をした人の収入/利益が減る可能性があることになります。

わざわざ自分の月収を減らすようなリスクを冒してまで、人に儲け話をするメリットって一体なんでしょうか?

しかも、その儲け話を不特定多数の人がいるカフェでする?

誰にその話を聞かれているか分からないのにそんな話ができるのは、そのビジネスノウハウをパクられても痛くないほど資産のある人、もしくはあなたさらには周囲に座っている人を騙して儲けようとしているかのどちらかと考えても良いかと。

これは投資の提案だけでなく、宗教関連でも実際にあったので頭の片隅に置いといてください。

02 バフェット以上の投資成績をなぜ収められるの?

ウォーレンバフェットという人物の名を聞いたことはありますか?

結論から言えば、世界でも最も有名な投資家です。(ググってください)

その彼が年間平均で何%勝利しているかご存知でしょうか。

1965年から2018年までの54年間でバークシャーは42勝12敗、勝率約8割と大きく勝ち越しています。 バークシャーの54年間の年間平均リターンは18.7%という驚異の成績です。 比較されているS&P500も9.7%というとてつもない成績なのですが、それの約2倍の成績をたたき出しています。

引用元;東洋経済

54年間もやって、年間平均が18.7%です。

1年間で18.7%とは、100万円が1年後に118.7万円になるイメージです。

当然ながら時代背景や景気の動向も今とは違う点や、平均算出なので年間で18.7%以上稼げたことがある事実も加味する必要があります。
※正直、平均で18.7%も勝つのは異常だと思います。

とは言えど投資の世界一の人物でさえ18.7%なのに、出会って2回や3回目の人が年利40%もしくは月利40%の商品を知り合いレベルの人に提案するのはおかしくないですか?(もう少し%低いの提案も考えられます。)

初対面レベルの人に美味しい話をする理由をよく考えてください。

隠れた秘密のカラクリがあるように感じるかもしれませんが、そんなものはほとんど虚構の存在だと思った方がいいです。
(※もし本当にあったら謝ります。)

 

詐欺に遭わないための対策4選

それでは、私が考えられる対策を4つご紹介いたします。

01 サービス名だけ事前に調べる

今の時代、対面をする前に何かしらLINEとかでやり取りをすることがほとんどだと思います。

その人から投資関連の話が出てきて紹介したいと言われたら、
真っ先に具体的なサービス名を聞きましょう。

あなた「なんという名前のサービス名ですか?」
あなた「その投資信託の商品はなんというサービスですか?」

これくらいならできるはずです。

そこでもし、対面時でないと伝えられないなどであれば胡散臭いことこの上ないですよね。

一方で具体的なサービス名の紹介聞いたら、一度自分で調べてみましょう。

それでも実際に調べてみると問題として、そのサービスが本当に良いのかどうかの判断がつかない可能性が高いですよね。

そんな時は私なら以下の行動を取ります。

①Twitterで有名なアカウントの人にDMで聞いてみる。
②ファイナンシャルプランナーにこのサービスが良いか聞いてみる。
③「サービス名+口コミ」で調べてみる。
④そのサービスの類似商品の価格や手数料を調べてみる

どれか一つではなく、①〜④を一通り試してみます。

商品を購入する際は、比較検討をすることが大半です。

紹介された商品だけを鵜呑みにして、契約を結ぶのは愚かなので必ず事前に商品名等を聞けたら調べてみましょう。

 

02 分からない言葉はすぐにググれ。

おそらく対談をしている最中は、ドル建て資産とか月利とかゴールド、先物など投資用語を並べられても分からないことが多いです。

しかも、それを知って当然の如く相手はペラペラと話してくると思います。

いかにも私は詳しくて、成功しているかの如く。

正直なところ話し方は練習を積めば、それっぽく魅せることも可能だと思います。

その人からの情報だけで納得するのではなく、第3者の意見を必ず取り入れましょう。

親でも友人でもYoutubeでもいいので、調べた上であなたの貴重な数十万円、数百万円を預けるのかを判断するようにしてください。

なんとなく納得せずに、「ん?」と思ったらすぐに調べるクセを!

分からないなら、賢いふりをせず「分かりません」と言いましょう。

 

03 もし対面で席に着いたら、スマホより電卓を出せ。

数字は嘘をつかない。

という言葉があるように、数字は正確です。

その人が何を語ろうと、数字の前には敵いません。

なので、ハッタリでも良いので電卓を机の上に出しましょう。

それだけで対面の人物が嘘をついているかの天秤に翔ことができます。

それを見て嫌な顔や片付けるような発言をしてくるなら、それだけで怪しさ満点です。

そして、相手が数字を使ってきたら本当にその数字が正しいのかを、疑問に思った瞬間に電卓で叩くようにしてください。

例えば、
詐欺師「実はこの商品に加入していただくと、月利40%も儲かります!」
あなた「月利40%ってことは、1ヶ月で100万円が140万円、2ヶ月で212万円、1年間で5600万円以上になるってことですか?」
※2ヶ月目は140万円に対する40%増加なので、140×1.4=212万円

普通に考えて、楽してこんなに儲けられるなんてことはありえないです。

上記は、あえて月利40%などというありえない数字を使っていますが、仮に年利7%という数字でも考える必要があります。

実は、年利5~6%と聞くと微妙に良さそうだなと感じる部分があります。
→可能性がありそうな数字だからです。

そこまで大きな儲けではないけど、銀行に預けるよりも圧倒的にメリットのある数値だからです。

このように感じてしまうのは、大きくは稼げないというのがミソです。

たとえちょっとでも良さそうだなと感じても、数字と根拠を明確にさせましょう。

そのために電卓を出しましょう。

iPhoneの電卓で十分だと思いますよ。

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04 その場で契約は絶対するな。持ち帰れ。

これは鉄則です。

絶対に守ってください。

仮に相手の話に違和感がなく、根拠のある内容で提案をしてきたと仮定します。(「あれ?これって良い商品じゃね?」と思っている状況です。)

ある程度の話を終えると、詐欺師はクロージングをしてきます。
※クロージング:契約を締結させる動き(ハンコを押す)

提案をする側は早い段階で契約できれば、2回目の対面のために時間を割く必要もなく、サクッとお金を稼ぐことができます。

なので、どれだけ契約を急かしてもハンコは押さないようにしましょう。

そこで詐欺師は対策として、こういう言葉を並べてくると思います。

今日だけの限定です!
せっかく○○さんといい関係を気付けそうだったのに…。(罪悪感を残す)
こういう時にチャンスを掴んでこその成功ですよ!

※追記:筆者は一度も詐欺に加担したことはございません。

すぐに契約を押させたくなるような心理状況にさせようとするため、限定感や罪悪感、焦燥感などを突いてくる言い方をしてきます。

ChatGPTに、「詐欺師が提案時にクロージングをする際に言いそうな言葉を教えて」と聞くと以下の回答がありました。

詐欺師はしばしば信じさせるために巧妙な手法を使います。彼らがクロージング時に使うかもしれない言葉や手法は次のようなものです

緊急性を強調する言葉: 「今しか手に入らない」「限定特典」「今日だけの特別価格」など、緊急感を与える言葉を使って、ターゲットを焦らせることがあります。

信用を高める言葉: 「信じてください」「私はあなたを助けるつもりです」「あなたのために最善を尽くします」といった言葉を使って、信頼を構築しようとします。

恐怖を煽る言葉: 「機会を逃したら後悔します」「他の人がうまくいっている」「競合他社はもっと良いものを提供している」といった恐怖心を煽り、焦らせることがあります。

疑問を払拭する言葉: 「大丈夫です」「安心してください」「心配いりません」と言って、疑問や不安を取り除こうとすることがあります。

人の感情に訴える言葉: 「あなたの夢を実現しましょう」「あなたの家族や将来のために」「自分を大切にしてください」と、感情に訴えることで共感を促します。

要するに、詐欺師は信じさせるために言葉のテクニックを巧みに使います。しかし、これらの手法はしばしば不当な手段であり、誠実なものではありません。相手が詐欺師の手法に引っかからないように、常に冷静な判断をすることが重要です。

※ChatGPTに、その話の信ぴょう性を判断してもらうのも一つの手ですね。

そこで一旦冷静に考えて欲しいのですが、

本当に限定された商品って、世の中にどれくらいあるでしょうか?

アイドルグループのチケットや高額転売されるようなレアな商品なら、限定された商品と言えるかもしれません。

一方で投資商品は限定された商品と言えるでしょうか?

投資信託や金、債券、株式は、よく分からない怪しい人を通じてしか購入できないのでしょうか?

そんなことないですよね。

楽天証券やSBI証券などのネット証券なら、個人でも自由に売買することが可能です。

よく分からない人にお金を預けるよりも、上場している大企業のサービスにお金を預ける方がよっぽど安心できます。

もし仮に、その人が提案するサービスが良いものだとしても必ず持ち帰って似たようなサービスや商品がないかをググってみましょう。

※今、紹介した「楽天証券」と「SBI証券」に関してもです。

十中八九同じ構造のサービスは存在するので。

だから、「ググれカス」は非常に大事なのです。

あなた「でも、その人の商品は月利数10%は儲けられると聞いたよ!」
 
→なら、ググってその商品名が世の中に出ているか調べてみましょう。
 もし出てこないのであれば、知名度がないということですし、他の人も知 らない可能性が高いです。株式で株価が高くなるのは、多くの人がその株式にお金を出資しているから高くなっているのであって、知名度がない商品で株価が上昇する可能性は低いと思いませんか?

ほとんどの人が知らない商品にお金を出すのは、ドブに捨てる確率が高いものだと自覚しましょう。
※仮にそれが本当に良い商品なら、投資関連では宝くじに当たっても同然だと思います。

 

結論:詐欺は無くならないし、自衛するしかない

残念なことに性善説あふれる世界に生まれればこの上ないのですが、この世の中は戦争や犯罪行為にも溢れた世界です。

どれだけ世の中の偉い人が「犯罪をなくすぞ!」と言っても、現に犯罪がなくなるとは思えませんし、対策を取っても新しい手法で騙される人が出てくるのがオチです。

ここまで偉そうな文章を書いていますが、私自身も騙される可能性が0%ということではありません。

詐欺をする人はダニのように発生するでしょうし、日々学んで対策を取る必要があるのです。

特にそれを社会経験の少ない若い世代の方々には、そういう世界があるということをしっかりと理解して対策を取って欲しいなと思います。

 

それでも投資をしたい人へ。

人から勧められる投資がよろしくないみたいな文章を書いた後に、提案をするのはむず痒い思いでいっぱいですが、もし投資をしたいのであれば楽天証券やSBI証券など、自分で口座を開設することをオススメします。

※宗教のオススメはございません…

たまに投資講座や勉強会などのオススメがあると思いますが、自分で興味のある企業の株を1株だけ買ってみる方が100倍オススメです。

数万円もする教材代を払うなら、企業に投資した方がいいと思うのは私だけでしょうか…

なぜなら、自分が購入した企業がどのような事業展開をしているのか、また会社の方針や収益モデルなどに嫌でも興味が出るからです。

1株だけなら1000円以下からでも買えますし、1株3000円前後で買える有名な企業は山ほどあります。

流石に100株を買うとなると数十万円することが多いので、買いやすい金額から始めるのがオススメです。

口座を開設するだけなら無料でお金もかからないので、興味があればぜひ。

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※上記なら、どちらでも良いと思います。

あとは皆さんが「ググれカス」をどこまで実行するかです。

出会って2回目や3回目の人に数十万円、数百万円を預ける愚かな行為をすることなく、ご自身の将来やご家族のためにお金を使える未来が来ることを願っております。

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